GJ部 5(ガガガ文庫)
(小学館)
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新木 伸
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「なんなんですかそれ? ワケワカンナイですけど」(byタマ)
いつもの放課後、いつものGJ部。そんな部室にあやしい影――いや、新入部員? 入学してから丸一年。高校二年生になった僕、四ノ宮京夜が過ごすのは、個性的な五人の彼女たちとの、ゆるふわな時間。後輩でもあり先輩でもあり……。
高校生活二度目の春。彼女がGJ部の部室にやってきたのは、四月もなかばの頃だった。クラスの皆が部活を決めてしまって慌てて自分も部活を探しはじめるような、マイペースな女の子。タマこと環(たまき)は、恵ちゃんのケーキにまんまと釣られ、懐柔されてしまった一年生だ。
部長とは、わーきゃー噛みつきあい、紫音さんにはかわいがられ、恵ちゃんには懐いていて、綺羅々をちょっと怖がっている。
そして。
「ケーキ出ないならもう来てやらないですよ!」強気モードのそんな彼女を、オレマン(第二段階)でたしなめる僕。……これが先輩の役目なんでしょうか?
ちょっとだけ変わった部室の風景――変わらない"GJ部魂"。今年も健在、ゆるふわ☆四コマ小説。
『※本タイトルは、差し替え修正済みです。(2024年8月2日更新) 』
©2012 SHIN ARAKI (P)小学館